妊娠16週(5ヶ月)からを安定期というらしい。医学用語ではなく、この頃になるとつわりが治まり、初期流産のリスクが減少するからそう呼ばれているみたい。
私のつわりも例外ではなく、15週でかなり治まった。立っていても寝ていてもずっと気持ち悪くて、食事もまともに取れなかったのに、今は妊娠前とほぼ変わらないところまで回復した。妊婦の中には、産まれる日までつわりがある人もいるらしい。私は恵まれている。それでも、あの日々はいったい何だったんだろうと思う。この先元気になっていったら、つわりの辛さを少しずつ忘れてしまうのかもしれないなあ。それは嫌なので、この日記に残しておく。ほんっとうに辛かった!もういやだー!
仕事にも復帰した。会う人会う人に「痩せましたね」と言われる。お世話になっている人たちに妊娠の報告をすると、とても喜んでくれる。自分の体のことで、他人が嬉しそうにしてくれるのは不思議な感じがする。
週末、夫と仙台旅行へ。つわりの最中、「元気になったら牛タンが食べたい」と言っていたのを夫が覚えていてくれて、新幹線やホテルの手配も全てしてくれた。
朝7時半に家を出発し、大宮駅で新幹線に乗った。
朝ごはんにミニクロワッサンを食べた。アイスラテはデカフェに変更。
仙台に到着し、開店30分前にたんや善治郎に並んだ。
牛タン定食と真中タン定食を頼んでシェア。
一人前を完食。つわりの頃からしたら考えられない。お肉もご飯もスープも全部が美味しい。ランチにしては贅沢だけど、旅行だからOK!
レンタカーを借りて、秋保大滝へ。
素敵な道
迫力がすごい
20分ほどかけて滝壺まで降りることに。急な階段と少しぬかるんだ道が続き、転ばないように気をつけて歩いていたらすごく疲れた。
滝のミストが気持ちいい
スタート地点まで戻ろうと思ったら、半分もいかずに脚が限界に。つわりの間、2ヶ月くらいほとんど寝たきりだったので、筋力も落ちてしまった。途中の駐車場で待機し、夫に上まで戻って車を持ってきてもらった。ちょっと情けない。でも無理をしないことが大事。少しずつ体力も戻していきたい。
夫が買ってきてくれたスポーツドリンクで水分補給をして、車で定義如来西方寺へ。お祈りの前に、定義名物の三角あげを食べた。
揚げたてはここでしか食べられない。夫いわく150円の食べ物の中で1番美味しいとのこと。
西方寺でご祈祷の予約をして、時間になるまで車の中でしゃべったり、五重塔や池の鯉を見て過ごした。
西方寺では、ご祈祷を受ける人は、安産祈願の「安産枕」を1つ借りることができる。
合掌をして、枕がいくつも置いてある台に背を向けた状態で、目をつぶって利き手と逆の手で最初に触った枕を持っていく。
お礼参りのときに、1つ購入して、2つにして返却するものらしい。無事に産まれますように。
レンタカーを返却し、ホテルにチェックイン。少し休憩して、仙台牛の焼肉屋へ。
おいしいお肉は脂が乗っている
妊娠中のため、できるだけ生魚は食べない方が良いということで、せっかくの仙台だけど我慢。昼も夜もお肉になってしまったけど、どちらもとてもおいしかった。つわり期間のことを夫と振り返りながら、お腹いっぱいおいしく食べられる幸せを噛み締めた。
ホテルに戻り、サッカーを見たりして、就寝。安定期に入ってから腰痛がひどく、夜中もときどき起きてしまう。湿布も貼らない方がいいらしいので(妊婦、ダメなことが多すぎる)ストレッチをしたり、骨盤ベルトをしたりしてるけど、なかなか改善しない。次の健診のときに先生に相談してみよう。これからもどんどん不調が出てくるだろうけど、うまく付き合っていかないと。
2日目は、朝カフェでモーニングを食べて、仙台の商店街をぶらぶら。阿部蒲鉾店のひょうたん揚げを食べた。
中身がかまぼこのホットドッグ。鳩に狙われながら食べた。
ランチは、夫おすすめの餃子と担々麺のお店。日曜日だからか行列ができていた。30分ほど待って入店。
暑さに負けて期間限定の冷製担々麺にしたけど、普通のにすればよかったかなあ。
新幹線の時間が迫る中、なかなか料理が出てこなくて少し焦った。
帰りの電車で疲れが出たのか少し吐き気が出てしまった。久しぶりにかなり歩いたし、日差しにも当たったからなあ。
夫とのおでかけは楽しい。子どもが産まれると2人で遠出はなかなかできなくなるだろうから、無理のない範囲で堪能しておきたい。楽しい旅をありがとう。